だいこんは鍋物やだいこん下ろしで食べると美味しいですね。大好きです。キチンと土を耕しておけば育てるのは難しくないです。
ただ収穫時期が遅れてしまうと大きくなりすぎてしまうので気をつけましょう。葉も食べられるので重宝しますよ。
余裕があれば種とりにも挑戦してみてはどうでしょうか。
※私だと上手くいきましたが全ての人が同じ方法で上手く育てられるかは保証出来ません。群馬県南部での場合です。
だいこん栽培の難易度
種から★★
難しくはないですがキチンと土を耕さないと大きくなりません。また種まきが早すぎるとトウ立ちしてしまうので種まきの時期を間違えないようにしましょう。
おすすめの品種
春ゆたか・天空など
使用する物
土壌酸度計
苦土石灰
牛ふん堆肥
専用肥料。なければ8-8-8化成肥料。
クワもしくは耕運機
植え穴作成機
育て方
秋になると種まきの季節です。6月頃になったら種まきしましょう。7月〜8月頃になったら収穫出来ます。収穫するのは必ず朝にしましょう。朝にしないと大きくなりすぎたり鮮度が落ちてしまいます。
種まきのやり方
9月頃に畑に直まきします。まきかたは「点まき」にします。30cm間隔に5粒ずつまきましょう。
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種まきの種類と蒔き方をホームセンター社員が紹介します
定植する前に土を中和しておきましょう
植え付けの1週間前に苦土石灰を1平方メートルあたり150gほど畑に入れて、クワや耕運機などを使って、よくかき混ぜます。
苦土石灰を入れる事で土を酸性から中性寄りにする事が出来ます。
土はPH5.5〜6.8くらい(弱酸性)が理想ですので、苦土石灰をまいたあとに土壌酸度計でPHを測りましょう。土壌の状態によっては石灰はまかなくても良いです。
消石灰や有機石灰でも中和する事が出来ますが苦土石灰をオススメします。
なぜなら苦土石灰の中にはカルシウムとマグネシウムが入っているからです。
カルシウムは作物を病気に強くする効果があり、マグネシウムは作物の葉緑素の形成にかかせない効果があります。
土壌を中和しながら、これらを同時に補給出来るので苦土石灰をオススメしたいです。
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堆肥と肥料をまく
植え付けの前に牛ふん堆肥を1平方メートルあたり3kg位まきましょう。そのあと専用肥料を1平方メートルあたり100g位まいてかき混ぜましょう。
牛ふんじゃなくて、とんぷんでも良いですが高価なので安価な牛ふん堆肥をオススメします。専用肥料がなければ、8-8-8化成肥料でも代用出来ます。※あくまで目安なので土の状態によって変わります。
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雑草予防
放っておくと雑草が生えてくるので除草剤をまきましょう。
オススメはトレファノサイド乳剤です。
1平方メートルあたり約0.2ml〜0.3mlを入れて100ml位に薄めてまきましょう(500倍)
雑草発生前にまくようにしないと意味がありません。なので必ず種まき直後にまきましょう。
すでに生えている雑草には効果がありませんので、その場合はラウンドアップマックスロードなどの茎葉処理型の除草剤をまいて雑草を枯らしておきましょう。
そうしてからトレファノサイド乳剤を土の上にまきましょう。
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軟腐病
作物が腐って腐敗を放つようになる病気です。傷があると、そこから細菌が入って感染してしまいます。もしくは雨が降って土が跳ねて作物に付着してしまい、そこから細菌が移ってしまいます。
発生しやすい作物
キャベツ・にんじん・ネギ・白菜など
予防方法
土壌が汚染されていると被害にあってしまいます。土に菌を残さない事が大切です。
同じ科の作物は連作しないようにしましょう。もし被害にあってしまっても畑に放置したり土に埋めるのは厳禁です。埋めたりすると菌が繁殖して、次に植えた作物にも移ってしまいます。
コンパニオンプランツ
にんじんやレタスを近くに植えると害虫が寄りずらくなります。
追肥・土寄せ
月に1度は化成肥料を1平方メートルあたり30gくらいまきましょう。それと同時に土を茎に寄せておきましょう。何もしないと土が崩れてしまって根っこが出てきてしまいます。
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収穫
実が大きくなったら収穫です。目安は植えてから2ヶ月くらいたった頃になります。