昔からある計算機「そろばん」ですが、最近は電卓の普及で習う人が少なくなってきました。
確かに計算機があれば誰でも計算出来ますし、そこまで遅く計算されるということも無いです。
しかしそろばんを習うメリットは沢山あります。
私が大学を卒業出来てホームセンターに就職して多少出世できたのも、そろばんのおかげといっても過言ではありません。
今回はそろばんが何の役に立つか理由を紹介します。正確にはそろばんを習うことで身に付く「暗算」が何の役に立つかを紹介します。
他に習い事が沢山ある中で「そろばん」を選ぶ理由
「そろばん」は一生役に立つからです。そろばんが出来ると、おのずと「暗算」の能力が身に付きます。
これがあらゆる場面で役にたちます。他の習い事も大切なのですが、そろばんは何の仕事につくとしても役に立ちます。
計算が必要ないなんて職業はありませんから。必ず役に立ちます。
「暗算」が役にたつ場面は沢山あります。
仕事で役に立つ
私はホームセンター社員なのでホームセンターで働いた例で説明します。
【例】お客様から「これって3個だといくら?」と聞かれた時
暗算が出来ない人だと
①電卓を取りに行く②計算する③お客様へ伝える④電卓を返しにいく
こんなに工程がかかるので時間がかかります。広い店だと5分はかかるでしょう。これが10人に聞かれれば1日50分もかかることになってしまいます。これが暗算が出来れば3秒もあれば答えられるため時間を節約出来ます。社会人経験のある人ならわかると思いますが1日40分は大きいです。
棚卸しの時
【例】レンガを数える時
暗算が出来ない人だと電卓を使いながら数えるんですが、これが恐ろしく効率が悪いです。
①電卓で計算する②電卓を持って移動する③電卓を平らな所へ置く。
特に電卓を平らなところに置くというのがイライラします。平らな場所が無いところもあるので、その場合は自分で持ちながら計算しなければなりません。
棚卸しをやったことある人はわかると思いますが、棚卸しは機械で入力するため電卓という持ち物が増えるのもツライです。い
ちいちポケットに入れて運ぶわけにはいかないのでイライラします。特にレンガ・ブロック・砂利などは数が多いため電卓だと数えるのが大変です。
勉強の役に立つ
数学・化学・物理など計算が必要な場面は多いです。
しかも小・中・高校生だと電卓をテストに持ち込むことも出来ないため、いちいち計算式を書くのは時間の無駄です。
買い物で役に立つ
レジで計算される前に合計金額がわかれば、あらかじめ小銭を出しておくことが出来ます。