毎年この季節になると畑へ除草剤を散布する時に何ですれば良いの?という質問をよく受けるんですね。
初心者だとわかりづらいんてすかね。
最近はボトルタイプになっていて、何もせずにそのまま撒けるタイプもありますが…
一般的にはジョーロとか霧吹きとか噴霧器で薄めて散布するものなんです。そのほうが手間はかかりますが安くすむんですね
ただ家庭菜園ならジョーロで十分なんですが畑とか広い所なら噴霧器が必要になってきます。
そんなうちの店も例外じゃありません。雑草が生えるんですよね。
しかも広いからジョーロじゃ大変…
そんな貴方へ今回は除草剤・肥料・殺虫・殺菌剤の散布方法を紹介します。
液体タイプの散布方法
液体タイプは速効性があるし薄めて使うので経済的なタイプになります。
うちの店ではこれを使ってます
プロが使う噴霧器ですぜ( ・´ー・`)噴霧器では超有名な工進の噴霧器ミスターオートHS-401E(4L)です。
ミスターオートHS-401Eとは
液体タイプが散布出来る機械です。
これはなかなか良いです!まず値段が安いです。1000円ちょいしかしないのでジョーロを買うのと変わらないんですな。
ジョーロも高いのは1000円くらいしますからね。霧状に吹き付けられるので広範囲に撒けます
噴霧器ミスターオートHS-401Eの使い方
※YouTubeより
使い方は手動でポンプを押して空気をタンクの中へ貯めるんですな。
自転車の空気入れを押すみたいな感じでシコシコ20回くらい入れたらOK!
あとはノズルのレバーを押すだけで撒けるんです。ビックリするくらい簡単ですよ!
ただ噴霧器は壊れやすい製品なんですよね。
でもこの製品なら部品がホームセンターに売ってるんです。
他の会社の製品だと取り寄せになる事が多いです。力を使うので女性やお年寄りの方は充電式か電池式がオススメです。
噴霧器が壊れる原因
ただ噴霧器は壊れやすいんですよね。壊れる1番の原因はパイプの詰まりです。
使ったあとは水をタンクに入れて噴霧して、パイプの中に残っている除草剤を出さないと駄目なんです(´;ω;`)
本当にこれが原因での故障が多いのでご注意下さい。
狭い所に散布するならジョーロ
広範囲に散布しないならジョウロで十分です。最近は除草剤用のジョウロも販売されているので便利です。
この除草剤用と一般的なジョウロとの違いは、散水口(ハスの実)の穴を中央にのみに配列することで 広角に散水するのではなく、ピンポイントにねらいながら散水が可能なんです。
しかもこし網もついているのでゴミが入りづらく目詰まりしにくい構造です。
粒タイプの散布方法
粒タイプの方が簡単に散布することが出来ます。散布する除草剤や肥料がキチンと乾いていないと散布しづらくなってしまうので、必ず乾かしてから散布しましょう。
除草剤・殺虫・殺菌剤ならグリーンシャトルがオススメです
粒タイプが散布出来る機械です。
全面散布、スジまきも出来ますので色々な作物に対応出来ます。除草剤だけでなく殺虫・殺菌剤(粒状)も散布可能なので使いやすいです。
何も用意しなくても散布出来る除草剤があります
【茎葉処理型】液体タイプ
ラウンドアップマックスロードALⅡ
キャップを開けて雑草にかけるだけで枯らせます。中栓がシャワー状になっているので広範囲に散布出来ますよ。
除草剤を薄める手間がないので楽です。ただ作物がある場所には散布出来ないので注意です。
【土壌処理型】粒タイプ
ネコソギトップRX粒剤らくらく散粒ヘッド
キャップを開けて散布するだけで雑草予防になります。中栓に穴が空いているのでシャワー状に散布出来ますよ。
あくまで雑草予防なので、すでに生えている雑草には効果がありません。それに作物がある場所には散布出来ないので注意です。
肥料ならまくぞ〜くんがオススメです
肥料をムラなく全面均一に散布できるので畑・水田など幅広い場所で使われています。水洗いもOKなので清潔に保てます。軽いので女性でも作業出来ますよ。
粒タイプならコップやシャベルでも散布出来ます
狭い場所に粒タイプを散布するなら機械を購入しなくてもコップやシャベルなどで散布することも出来ます。簡単な方法なので最初は、この方法でも良いかもしれません。
まとめ
散布方法は色々あるため自分にあったのを選択しましょう。
液体タイプの場合
●オススメは噴霧器です。散布するのが楽で広範囲に散布できるからです。除草剤・殺虫剤・殺菌剤も、これ1台で散布出来ます。
●狭い場所に散布するならジョウロが良いです。
●何も用意しなくても散布出来るラウンドアップマックスロードALシリーズもあります。
粒タイプ
●オススメはグリーンシャトルです。
除草剤の他にも殺虫剤・殺菌剤も散布出来るので幅広く使えます。
●粒タイプの肥料や「けいふん」を散布するなら「まくぞ〜くん」が良いです。
●何も用意しなくても散布出来る「ネコソギトップ」もあります。