チェーンソーの修理方法と修理依頼した際の値段をホームセンター社員が紹介します!業者に頼むと費用が高いので自分でやりましょう!分解方法を知ると役に立ちますよ

こんにちはカピまろです! 毎週月曜日の夜に新しい記事を投稿しています。

暖かくなったのでチェーンソーの修理依頼が多くなってきました。ホームセンターへ持ち込まれる修理で2番目に多いのがチェーンソーなんですね。

ただメーカーへ修理依頼をすると高いです。新しいのを購入した方が安いなんて事もしばしばあります。自分で修理すれば安くなるのになあと思う事も多いです。こっちも商売なので言いづらいですが‥
なので今回はチェーンソーの修理方法をまとめました。参考になれば嬉しいです。

やまびこ(ECHO)のECS-300Tの修理方法を紹介します


今回の機種はコメリさんで購入した(株)やまびこ(ECHO)のECS-300Tという機種です。

注意事項


他の機種の刈払機だと修理の方法が違うかもしれないです。ご了承下さい。私個人のやり方なので正式なやり方ではありません。
すみません専門ではないので間違ってたら申し訳ないです。自己責任でお願いします。

エンジンがかからない又はかけても吹け上がらない場合

エンジンがかからない。パワーが出ない。エンジンがかかっても、すぐに停止してしまう。

原因として1番多いのは不良燃料です


チェーンソーには基本的に混合燃料を入れます。混合燃料とは車に入れるようなガソリンと2サイクル用のオイルを混ぜたものです。機種によって25:1や40:1や50:1などの割合で混ぜてから刈払機に入れるのですが、この割合が間違っている事が多いです。出来ればホームセンターなどで既に混合されているのを買いましょう。混合比はチェーンソーの説明書に書いてあります。

古い燃料が入っている場合も壊れる原因になりますので使わない場合は必ず燃料を抜いておきましょう。
意外と多いのが混合燃料を入れずにオイルだけを入れてしまったとかガソリンだけを入れてしまったという間違いがあります。燃料が原因で持ち込まれる事が非常に多いので注意しましょう。

修理方法

燃料を抜いて新しい燃料を入れるしか方法はないです。燃料口を開けて逆さまにして全て出します。全て出たらプライマリーポンプ(透明な丸いボタン)を何回か押した後にエンジンの紐を何回か引いてエンジン内部に入っている燃料も全て出しましょう。

出した燃料は捨てましょう。新聞紙や布に染み込ませて燃えるゴミに出すか、もしくは金属の缶に入れて最寄りのガソリンスタンドに引き取ってもらいましょう。ただ自分で捨てる際は自治体の処分方法に従って下さい。

点火プラグが古くなってしまっている

古くなってくると点火プラグの火花が飛ばなくなります。そうなってくると交換が必要になります。

プラグの交換・点検方法


矢印の所のツマミを回してカバーを外します。

そうするとプラグが見えるようになります。矢印の黒いカバーがついている所です。この黒いカバーを手で外します。

この矢印の所です。

外れました。矢印の所がプラグです。

あとはプラグをレンチで外しましょう。レンチはチェーンソーを買った時に付いていました。

外れたら取っ手の所をゴムの部分にはめて、プラグレンチに近づけます。近づけてからリコイルスタータのヒモを引いて火花が出ればOKです。プラグレンチは必ず地面につけて行いましょう。

火花が出ない場合は鉄のブラシでこすってススを落としましょう。それでもダメなら交換が必要です。

プラグを交換する際の注意点

交換する場合は同じ型番のプラグを購入しないと合わないので注意が必要です。プラグを外すと側面にBPM8Yなどの記号が書いてあるので同じ型番のプラグを購入すれば大丈夫です。

必要な工具

プラグレンチ

部品番号

BPM8Y

プラグ代

参考価格327円(税別)

専門店へ修理依頼した際の参考価格

1000円〜(税別)

点火プラグが濡れてしまっている

チョークを閉じたままリコイルスタータのロープを何度も引いたりすると点火プラグが濡れてしまい、エンジンがかかりづらくなる事があります。

チョークとは

エンジン内の燃焼と空気の割合を調節するレバーの事です。
チョークを閉めるとガソリンが充満して濃くなりエンジンがかかりやすくなります。チョークを開けると空気を取り込むので燃焼して機械が動きやすくなります。

修理方法

上に書いた方法でプラグを取り外して布などで濡れてしまっているのを拭きます。ついでにブラシなどでススを取り除きましょう。
エンジンのロープを10回くらい引いてシリンダー内に溜まっている燃料を追い出します。

そしたらプラグを取り付けます

新しい刈払機の場合は燃料がプラグに被ってしまっていてエンジンがかからない事が多いです。チョークを閉めた状態で何回もエンジンのロープを引いてしまうとプラグが燃料で濡れてしまってエンジンがかからなくなってしまいます。

なのでエンジンを始動される際はチョークを閉じてエンジンのロープを引きます。そうするとボンという音がするはずです。これを初爆と言います。初爆が起きたらチョークを半開にして何回かロープを引きます。エンジンがかかったらチョークを全開にします。繰り返しますがチョークを閉じたままで何回もエンジンのロープを引くのは辞めましょう。

必要な工具

プラグレンチ
タオル

専門店へ修理依頼した際の参考価格

1000円〜(税別)

吸気部分に何か詰まっている

エアクリーナーの部分に何か詰まっていないか、汚れていないかをチェックします。詰まっていると空気を上手く取り入れる事が出来ないのでエンジンがかかりづらいです。

エレメントの交換方法


カバーを外すだけで交換出来ます。矢印の所を回して外します。

外れました。

この白い部分がエレメントです。手で外せますので簡単に交換する事が出来ます。

部品代

参考価格1160円(税別)

部品番号

A226-000051

専門店へ修理依頼した際の参考価格

3000円〜(税別)

キャブレターが詰まっている

エンジンはかかるがアクセルを開けると止まってしまうという不具合が発生した場合はキャブレターが詰まっている事が多いです。ここが詰まると燃料をエンジンに送りづらくなってしまいます。定期的にメンテナンスしたい部分ですね。

キャブレターとは

空気と燃料を混合する部品です。異物などが混入すると壊れやすい部分のため燃料フィルターや燃料の管理には注意しましょう。

キャブレターの分解方法、洗浄方法


エアクリーナーを取り外します。矢印の所を回すとカバーが外れます。

外れました。
そしたら矢印の所の白いエアフィルタを外します。

矢印の2本のボルトをドライバーで取ると、取り外す事が出来ます。

外れました。あとは全部の穴にキャブクリーナーを流し込んで洗浄します。終わったら元通りに組み直します。

キャブレターの調整方法

キャブレターを交換したら年の為に調整をしておいた方が良いです。

3箇所のネジを回して調整します。まずは低速調整ネジです。
マイナスドライバーを穴から突っ込んで調整します。
軽く締まり切るまで右に回して、そのあとに1と1/2〜2と2/1回転左に回して下さい。

次に高速調整ネジを調整します。
軽く締まり切るまで右に回して、そのあとに5/8〜1と5/8回転左に回して下さい。

そしてらエンジンをかけてアイドル調整ネジを調整します。
ネジが抜けてしまっていますが(T_T)ここにネジがついているのでプラスドライバーでネジを回して調整します。
チェーンが回り始めるまで右に回して、そのあと左に1/2回転戻します。

必要な工具

プラスドライバー
マイナスドライバー
六角レンチ
キャブレタークリーナー

部品番号

A021-004500

専門店へ修理依頼した際の参考価格(交換)

8000円〜(税別)

チェーンソーから異音がする


使っていると色々な所に異音がするようになります。異音がする場所によっての修理方法を紹介します。

刃の辺りに異音がする

チェーンソーオイルが減っている可能性があります。定期的にオイルを入れないと壊れてしまいます。

修理方法


矢印の所の黒いキャップを外してチェーンソーオイルを入れます。必ずチェーンソー用のオイルを入れましょう。

説明書にもやり方が載ってます。

必要な工具

チェーンソーオイル

グリス代

専用の場合は円(税別)。ホームセンターで売ってる汎用のなら1000円以下で購入出来ます。

部品番号

マフラーの辺りに異音がする

詰まっているのかもしれません。異物を取り除いても治らないようならマフラーを交換します。

マフラーの交換方法


矢印の所の鉄の部分がマフラーです。カバーを外します。ボルトをドライバーで外すだけなので簡単です。

あとは矢印の所のボルトを外せばマフラーが外れます。

必要な工具

ドライバー
六角レンチ

専門店へ修理依頼した際の参考価格(交換代)

4000円〜(税別)

刃が外れてしまった

チェーンソーで物を切っていると必ずと言っていいほど刃が外れるトラブルがあります。刃をつける方法と替刃の交換方法・購入方法を紹介します。

刃の交換・取り付け方法


矢印の所のボルトをチェーンソーを購入する時に付属していた六角レンチで外します。外れたらカバーを外します。

これで外します。

カバーが外れたらチェーン刃をセットします。そして矢印の所を、付属していた六角レンチのマイナスドライバー側で回します。

そうすると刃がたるまなくなります。締めすぎに注意しましょう。

替刃の選び方


方法は2つあります。
①チェーンソーを購入した時についていた説明書やチェーンソー本体に記入されている型番の替刃を購入する。もしくはチェーンソーの型番をメーカーに言えば替刃の型番を教えてもらえます。
これが確実ですね。

こんな感じで本体に記入されている事があります。
②刃に記入されているメーカーと数字とドライブリンクの数から型番を推測する
確実な方法ではありませんが‥説明書を無くされたりチェーンソーの型番がわからない場合などの時は、この方法を使います。

見えるでしょうか?左上に「OREGON」、右下に「91」と刻印されています。

それに加えて○で囲ったドライブリンクの数を数えることで替刃の型番がわかります。
このチェーンソーの場合はOREGONの91PX-52という型番の替刃を購入しましょう。OREGONは替刃のメーカーで91が刃の刻印、52というのがドライブリンクの数になります。

必要な工具

購入した時に付属していた六角レンチ

替刃代

参考価格1776円(税別)

専門店へ修理依頼した際の参考価格(交換代)

2000円〜(税別)

プライマリーポンプのカバーが破れてしまった

これは使ってるとよくあるんです。機種にもよりますが、それほど難しくないです。
燃料が触れる所なので、どうしても劣化しやすい場所です。購入した当初は透明ですが、段々と茶色く変色してきちゃいます。
これも専用のを使わないと使用出来ませんので注意です。

プライマの交換方法

プライマを外して取り付けます。


赤い矢印の部分を回して外します。

今回は外れなかったのでプライヤーで無理やり外しました。おすすめはしません‥

外れました。
新しいのを取り付けたいのですが今回は回しながら付けても取り付けられなかったので‥瞬間接着剤で取り付けます。

必要な工具

プライヤー

専門店へ修理依頼した際の参考価格

3000円〜(税別)

エンジンをかける時のヒモが切れてしまった(スタータロープ)


経年劣化などで切れてしまう事がありますね。これも交換する事が出来ます。

交換方法


まずはカバーを外します。赤い矢印の所のボルトをドライバーで外します。

中の白いカバーを手で外します。

外れました。
あとは以前紹介した、こちらを参考に交換して下さい。

必要な工具

ドライバー
ハサミ

専門店へ修理依頼した際の参考価格

3000円〜(税別)

エンジンから振動がする

クラッチが故障している可能性が高いです。一緒にドラムも故障しているかもしれませんのでクラッチを交換してもダメならドラムも交換してみましょう。

ドラムの交換方法


矢印のボルトをドライバーで外します。

カバーを外したら六角レンチでドラムを外して交換します。

必要な工具

ドライバー
インパクトドライバー(場合による)
六角レンチ

専門店へ修理依頼した際の参考価格(交換代)

4000円〜(税別)