最近の灯油、ほんと高くなりましたよね。うちの近くのスタンドではついに1L100円を超えてしまって、思わず「えっ!?」と二度見してしまいました。毎年冬になると使う量も多いから、この値上がりは地味に家計に響きます。
そういえば、灯油を買いに行ったときにふと隣の人を見たら、青いポリタンクを持っていて「あれ?関西の人かな?」と思ったんです。というのも、私は関東在住で赤いポリ缶が当たり前のように使われていたので、その色の違いにちょっと驚きました。調べてみたら、やっぱり地域によって色分けされてるんですね。
でも問題はそこじゃなかったんです。その後、知り合いが「家にある水用のポリ缶でも灯油って運べるんでしょ?」と言い出して、ゾッとしました。実はそれ、法律違反になるんです。
見た目が似てても、用途が違う容器を使うと危険だし、最悪の場合は処罰される可能性もあるんですよね。
この記事では、灯油を入れる容器の正しい選び方や、赤と青のポリ缶の意味、そして知らないとトラブルになる注意点についてまとめています。
なんとなく「大丈夫だろう」と思っていたことが、実は大きな落とし穴になることも。寒い季節に安全に暖を取るためにも、今一度正しい知識をチェックしておきましょう。
この記事を読むと、次の3つのことがわかります
- 灯油専用ポリタンクと水用・ガソリン携行缶との違い
- 誤った容器使用が法令違反になる
- 寒い季節に安全に灯油を使うための注意点
このままだと知らずに違反行為をしてしまうかも…この記事でしっかり確認して、安心・安全な冬を迎えましょう。
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灯油缶・軽油缶・ガソリン携行缶・水缶の違い
違いは形と色と素材だけです。互換性は無いので注意して下さい。
よく「軽油缶は耐性が高いから灯油を入れても大丈夫でしょ?」と言われるのですが、容器が溶けたり変形したりしてしまうのでダメです。
同じように灯油缶に軽油を入れたり、軽油缶に灯油を入れるのも辞めて下さい。
ポイント
必ず専用の容器に入れるようにして下さい。色もそれぞれ違うので、間違いを無くすためにも守った方が良いです。
灯油缶なら赤か青、軽油缶は緑、ガソリン携行缶は金属で赤、水は白というふうに、ひとめでわかった方が間違いは起きにくいです。
「軽油でも灯油でも入れられる缶」というのが販売されていますが、間違いを無くすためにも辞めた方が良いです。中身がわからなくなってしまいますし、自分がわかったとしても他人にはわからなくなってしまいます。
灯油缶とは
主に10L・18L・20Lがあります。18L缶が主流なんですが、持ち運べる力があるなら20Lが良いです。
小さめの10L容器は、お年寄りや女性がよく使っています。
集合住宅に住んでいる方も使う場合が多いです。階段を上がるのが大変なので…
ただ10Lの灯油缶は入れにくいです。小さすぎて灯油を入れるノズルが届きにくいので…
セルフで給油する場合は注意が必要です。

持ち運びが辛い人には灯油宅配を検討してみても良いと思います。
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最近は関東のホームセンターでも青い灯油缶が売ってるのを見ますね。
青の方が塗料が安いからでしょうか。
灯油缶の使用するにあたっての注意事項
ストーブ・ファンヒーター
の故障原因で多いのが「古い灯油を使った」ことによるものです。
灯油はシーズン毎に使い切り、決して翌年には持ち越さないで下さい。
灯油缶に水を入れても良いのか?
ダメです。万が一灯油と間違えて、ストーブやファンヒーターに入れると取り返しがつきません。
灯油缶のキャップやゴムは劣化したら交換しましょう
ほとんどのホームセンターでは売ってます。基本的に50mmと65mmの2種類あるので大きさを見て買いましょう。
劣化して穴が空いてしまう前に早めに交換しましょう。

灯油の廃棄方法
自治体によって違うのですが「新聞紙などに染み込ませて燃えるゴミに出す」
または購入したガソリンスタンドに引き取ってもらって下さい。
ちなみにホームセンターでは引き取ってくれない所が多いです。使い切るのが1番です。

灯油缶の寿命
製造日から約五年と言われています。製造日は灯油缶の側面に書いてある事が多いです。5年ごとの交換をおすすめします。
意外と早く劣化して割れたりするので早めに交換しましょう。

水缶とは
水を入れるためのタンクです。アウトドアでよく使われます。
水缶に灯油って入れられるの?
よく聞かれるのですが…法律違反になるので入れられません。絶対に辞めて下さい。
食品衛生法に適合した缶で水以外は入れられません。

灯油を入れると、間違えて飲んでしまったり缶が腐食したり非常に危険です。
水缶の寿命
仕様状況にもよりますが2〜3年でダメになる事が多いです。パッキンは1年くらいでダメになっちゃいますね。
軽油缶とは
主に緑色をした軽油を入れる専用のタンクです。灯油缶の3倍くらいの価格がします。
軽油缶に灯油やガソリンは入れられる?
消防法で軽油以外は入れられない事になっています。絶対に辞めて下さい。軽油缶は灯油缶より高額なので灯油を入れるメリットがありません。

軽油缶の寿命
使用状況によりますが約5年程でダメになってしまいます。パッキンは2年程でダメになります。
ガソリン携行缶とは
耕うん機・刈払機
・チェーンソー
などの燃料を入れる際に使う鉄製の入れ物です。20Lの容器が多いです。
ガソリンスタンドでもガソリンを入れる場合、危険なので店員に入れてもらいましょう。

セルフスタンドでも自分で入れるのは辞めましょう。ガソリンを扱うのは危険なので十分に注意をして下さい。
ガソリン携行缶に軽油や灯油を入れて良いの?
入れても良いのですが辞めた方が良いです。中身を間違える危険があります。
ガソリン携行缶の寿命
調べても出てきませんでしたが10年以上使っている人が多いです。
まとめ
キチンと専用の容器に入れる事が大切です。
おろそかにして事故にならないようにしましょう。
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