灯油の値段が高いですね…1Lで100円を超えている所もあります。これから冬に向けて灯油の消費量が更に増えると思いますのでキツイですね。
灯油といえば関東では赤いポリ缶に、関西では青いポリ缶
に入れているというのは有名な話です。私の周辺では赤いポリ缶
が主流ですが、皆さんのところはどうですか?
赤くても青くても、どちらでも良いのですが…灯油を入れるのに水缶やガソリン携行缶を持ってくる人がいます。知らない人が多いのですが、それは法令違反になりますので注意しましょう。
今回はシーズンに入る前にそれぞれの違いと注意事項をまとめてみました。守らないと大変な事になるので必ず守りましょう。
ストーブやファンヒーターよりエアコンを使った方が光熱費は安いです。
灯油は宅配にするとラクです。
違いについて
期待外れで申し訳ないのですが、違いは形と色と素材だけです。互換性は無いので注意して下さい。
よくあるのが「軽油缶は耐性が高いから灯油を入れても大丈夫でしょ?」というのがあるのですが、容器が溶けたり変形したりしてしまうのでダメです。
同じように灯油缶に軽油を入れたり、軽油缶に灯油を入れるのも辞めて下さい。
必ず専用の容器に入れるようにして下さい。色もそれぞれ違うので、間違いを無くすためにも守った方が良いです。
灯油缶なら赤か青、軽油缶は緑、ガソリン携行缶は金属で赤、水は白というふうに一目でわかった方が間違いは起きにくいです。
「軽油でも灯油でも入れられる缶」というのが販売されていますが、間違いを無くすためにも辞めた方が良いです。中身がわからなくなってしまいますし、自分がわかったとしても他人にはわからなくなってしまいます。
灯油缶とは
誰もが知っている灯油缶で主に10L・18L・20Lの灯油缶です。18L缶が主流なんですが持ち運べるなら20Lで良いと思います。
小さめ10Lはお年寄りや女性の方がよく使っています。特に集合住宅に住んでいる方だと階段を上がるのが大変だからです。た
だ1回に持っていける量は少なくなってしまうので、持ち運びが辛い人には灯油宅配を検討してみても良いと思います。
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特に10Lの灯油缶は入れにくいです。小さすぎて灯油を入れるノズルが届きにくいんです。
セルフで給油する場合は注意が必要です。
最近は関東のホームセンターでも青い灯油缶が売ってるのを見ますね。青の方が塗料が安いからでしょうか。
灯油缶の使用するにあたっての注意事項
ストーブ・ファンヒーター
の故障原因で多いのが古い灯油を使ったことによるものです。
灯油はシーズン毎に使い切り、決して翌年には持ち越さないで下さい。ちなみに寿命は5年です。
意外と早く劣化して割れたりするので早めに交換しましょう。
灯油缶に水を入れても良いのか?
これはダメです。万が一灯油と間違えて、ストーブやファンヒーターに入れると取り返しがつかなくなってしまいます。
灯油缶のキャップは劣化したら交換しましょう
ほとんどのホームセンターでは売ってると思います。基本的に50mmと65mmの2種類あるので大きさを見て買いましょう。劣化して穴が空いてしまい、こぼれてしまう前に交換しましょう。
灯油の廃棄方法
自治体によって違うのですが新聞紙などに染み込ませて燃えるゴミに出す。
または購入したガソリンスタンドなどに引き取ってもらって下さい。
ちなみにホームセンターでは引き取ってくれない所が多いです。使い切るのが1番です。
灯油缶の寿命
製造日から約五年と言われています。製造日は灯油缶の側面に書いてある事が多いです。5年ごとの交換をおすすめします。
水缶とは
文字通り水を入れるためのタンクです。アウトドアでよく使われますね。
水缶に灯油って入れられるの?
これはよく聞かれるのですが…法律違反になるので入れられません。絶対に辞めて下さい。
食品衛生法に適合した缶で水以外は入れられない事になっています。
灯油などを入れると間違えて飲んでしまったり缶が腐食したりと非常に危険です。
水缶の寿命
仕様状況にもよりますが2〜3年でダメになる事が多いようです。パッキンは1年くらいでダメになっちゃいますね。
軽油缶とは
主に緑色をした軽油を入れる専用のタンクです。灯油缶の3倍くらいの価格がします。
軽油缶に灯油やガソリンは入れられる?
消防法で軽油以外は入れられない事になっています。絶対に辞めて下さい。特に軽油缶は灯油缶より高額なので灯油を入れるメリットがありません。
軽油缶の寿命
仕様状況によりますが約5年程でダメになってしまう事が多いです。パッキンは2年程でダメになってしまいます。
ガソリン携行缶とは
耕うん機・刈払機
・チェーンソー
などの燃料を入れる際に使う鉄製の入れ物です。市販の容器は20Lのが多いです。
ガソリンスタンドでもガソリンを入れられますが、店員に入れてもらわなければならないので注意が必要です。
セルフスタンドでも自分で入れるのは辞めましょう。ガソリンを扱うのは危険なので十分に注意をして下さい。
ガソリン携行缶に軽油や灯油を入れて良いの?
これは入れても良いのですが辞めた方が良いです。中身を間違える危険があります。
ガソリン携行缶の寿命
調べても出てきませんでしたが10年以上使っている人が多いです。
まとめ
キチンと専用の容器に入れる事が大切です。それをおろそかにして事故にならないようにしましょう。
ストーブ・ファンヒーターよりエアコンを使った方が光熱費は安いです。
灯油は宅配にするとラクです。