太陽光パネルの費用相場｜導入するメリット・デメリットを徹底解説

太陽光発電に興味はあるけれど、「どのくらい費用がかかるの？」「メリット・デメリットは？」「どこの業者に頼めばいいの？」と迷っていませんか？

ネットで検索しても似たようなサイトばかり並び、結局どれも同じに見えて、判断がつかない…そんなふうに感じている方はとても多いです。

私自身、最初は「無料で見積もれるならどこでもいいか」と軽く考えていたのですが、実はどのサイトを使うかで【対応業者の質】【営業のしつこさ】【補助金の説明レベル】まで大きく変わります。

しかも、自治体が実施している補助金や、電気代高騰・災害対策ニーズの増加など、チャンスとリスクが入り混じる“分かれ道”の年です。
間違った選び方をすると、損するどころか、面倒な業者に当たってしまい「契約してから後悔した…」というケースも。

この記事では、特に使われている見積もりサイト6社を徹底比較しながら、「あなたがどこを選ぶべきか」がわかるように解説していきます。

太陽光パネルを自宅に設置するなら「依頼件数で4年連続No.1」のソーラーパートナーズで無料一括見積もりをするのがおすすめです。「工事完了保証」もありサービスも充実しています。

太陽光パネル+蓄電池の設置費用の目安

太陽光パネルの設置費用は85.8万円〜143万円が一般的

新築住宅に太陽光発電を導入する場合、経済産業省※1によると2024年時点での設置費用は1kWあたり平均約28.6万円とされています。

一般的に住宅には3〜5kWのソーラーパネルを設置することが多いため、全体の費用としてはおおよそ85.8万円〜143万円が目安になります。

この初期投資に対しては、後々の電気代の削減などによって回収できるケースも多く、トータルでは経済的にお得になります。ただし、決して小さな出費ではないため、慎重になる方もいらっしゃるでしょう。

とはいえ、最近では国や自治体による補助金制度を利用できるケースも増えており、費用を抑えて導入できる選択肢も広がっています。さらに、設置費用そのものも年々下がってきているため、以前に比べて導入しやすくなっているのも事実です。

ハチドリソーラーなら初期費用無料で始められます。導入コストを全額負担してくれるため始めやすいです。

参考資料
※1経済産業省 資源エネルギー庁太陽光発電について 38p
※東京電力エナジーパートナー

蓄電池の設置費用は75万〜150万円が一般的

蓄電池の価格は、容量（kWh）やメーカーによって大きく変わります。

家庭用では5〜10kWh程度が一般的で、1kWhあたりの相場は約15万円が目安です。

例えば、太陽光発電（5kW）と蓄電池（10kWh）を同時に導入すると、平均的な総額は約293万円となります。

なお、セット導入時にはセット割引が適用されるケースも多く、設置費用を抑えられます。さらに、自治体によっては補助金制度の利用が可能です。

参考資料
経済産業省 令和６年度以降の調達価格等に関する意見

太陽光発電を自宅に設置する3つのメリット

太陽光発電は、環境保護という社会的な意義だけでなく、個人にとっても多くのメリットがあります。東京都で設置が義務化されるなど、注目が高まる中、住宅に導入することで得られる具体的な利点を見ていきましょう。

①電気代がお得になる(年間6万円程度)

住宅用の太陽光発電は、発電した電気をまず自宅で使い（＝自家消費）、余った電気を電力会社に売る（＝売電）仕組みになっています。この2つを上手に活用することで、経済的なメリットを最大化できます。

たとえば環境省の調査※1によると、5kWの太陽光発電を設置した家庭では、全国平均で年間6515kWhの電気を発電しています。経済産業省のデータによると、そのうち約32.7％が自家消費されており、これは年間で約2130kWh分にあたります。

この自家消費量を電気料金（1kWhあたり31円※3）で換算すると、約66,030円分の電気代を節約できる計算です。

管理人

あくまで一例ですが、平均的な家庭でも年間6万円以上の節約効果が見込めることになります。

参考資料
※1令和3年度 再エネ導入ポテンシャルに係る情報活用及び 提供方策検討等 調査委託業務報告書
※2経済産業庁 資源エネルギー庁 太陽光発電について
※3全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問 Q&A」
※東京電力エナジーパートナー

②売電収入を得られる(年間10万円程度)

もうひとつの大きなメリットが「売電収入」です。自宅で使いきれなかった電気を電力会社に売ることで、ちょっとした副収入が得られます。

電気は基本的にその場で使うもので、貯めておくのは難しいため、太陽光発電でつくった電気も昼間に使う分が優先されます。そして余った電気（＝余剰電力）は電力会社が買い取ってくれるのです。

たとえば先ほどと同様に、5kWのシステムを導入した場合、自家消費されなかった67.3％が売電に回されるとすると、年間で約4385kWhを売ることができます。

売電単価は2025年10月以降に導入されたシステムであれば、最初の4年間は1kWhあたり24円（FIT制度適用）となり、年間で約10万5240円の売電収入が見込めます。

管理人

月あたりにすると約8,770円の収入です。家庭によっては光熱費の大部分をカバーできる金額です。

ただし注意点として、5年目以降は売電単価が8.3円にまで下がるため、収入は大きく減少します。導入初期の補填としては有効ですが、長期的な収益源として過度な期待をしないことが大切です。

参考資料
※1経済産業省 資源エネルギー庁「FIT・FIP制度　買取価格・期間等」

③停電しても電気が使える(災害時の備え)

近年は大規模な自然災害が多く、長期間の停電が発生するケースも増えています。停電になると、冷蔵庫やエアコン、照明が使えなくなり、スマートフォンの充電もできず、不安を感じる方が多いでしょう。

そんなとき、太陽光発電を設置していれば、日中に太陽が出ていれば電気を使うことができ、非常時の大きな安心につながります。さらに、定置型の蓄電池を併用すれば、昼間に発電して余った電気を蓄えておき、夜間や曇りの日でも電気を使うことができます。

ただし、発電量は天候に左右されるため、停電中は電気を使いすぎないように注意し、必要最低限の使用にとどめることが大切です。冷蔵庫の稼働やスマホの充電、照明の確保といった最低限の生活機能を維持するには非常に有効です。

わからない人

まさかのときに備えておく意味でも、蓄電池も設置した方が安心ですね。

太陽光発電を自宅に設置するデメリット

大きなトラブルが発生するケースは少ないものの、設置後に「思っていたのと違った」と後悔しないように、事前にしっかりと情報を把握した上で検討を進めることが大切です。

①発電量は天気や季節によって変動する

太陽光発電は発電量が天候や季節の影響を大きく受けやすいです。太陽光のエネルギーを利用して発電するため、日照時間や日射量によって電気をつくれる量は変動します。

たとえば、曇りや雨の日には発電量が大きく落ち、夜間は発電できません。さらに、冬は日照時間が短くなるため、発電量も減少しやすくなります。

こうした理由から、天候や季節によっては期待していたほどの節電効果や売電収入が得られない可能性もあるため、あらかじめ理解しておくことが大切です。

設置するなら「一括見積もりサイト」「自社施工会社」どちらが良い？

太陽光発電は100万円単位の投資になるため、最初の「見積もりサイト選び」が成功と失敗を大きく分けます。

手軽に比較したいなら「一括見積もりサイト」

一括見積もりサイトの利用者は年々増加しています。「手間・比較のしやすさ・業者の信頼性」など多方面でメリットがあるからです。

管理人

手軽に複数の業者で比較できて、断りやすいのが最大の魅力です。

連携が取りやすいのは「自社施工会社」

太陽光発電の導入を検討する際、施工をどの会社に依頼するかは非常に重要なポイントです。中でも「自社施工」を行う会社には、価格や品質、アフター対応の面で多くのメリットがあります。

管理人

自社施工会社を選ぶ場合でも、複数の業者で見積もりを取るのが大切です。

太陽光パネルの見積もりサイト8社の比較一覧表

見積もりサイトは複数ありますが、「結局どれが良いの？」と迷ってしまう人は多いはず。

そこでこの章では厳選した8社を徹底比較しました。

※この表は左右にスクロールできます。
※2025年7月3日時点のデータです。

【第1位】ソーラーパートナーズがおすすめ｜依頼件数4年連続No.1

ソーラーパートナーズは、太陽光発電の見積もりサイトとして、依頼件数ランキング（太陽光発電部門）」で4年連続No.1（2015～2018年、リフォーム産業新聞調べ）の実績を誇ります。

紹介される施工業者はすべて、「施工実績100件以上」「行政処分歴なし」「有資格者が在籍」などの厳しい条件をクリアした、信頼できる企業のみです。

また、万が一工事中に施工業者が倒産してしまっても、別の加盟会社による工事引き継ぎ保証があるため、安心してご利用いただけます。

さらに、しつこい営業を防ぐための「イエローカード制度」や、「利用者への定期アンケート」で業者の質をチェックする仕組みも導入されており、サービス全体の透明性と信頼性が保たれています。

「お断り代行制度」があるため、気まずい断り連絡もスタッフが代行してくれます。

業界最高の審査基準と制度で選ばれる理由

ソーラーパートナーズでは、加盟業者を厳選する独自の審査制度を導入しており、一定の品質を保つ業者しか紹介されません。

審査通過率は9.8%で業界最高レベルです。

さらに利用者保護の制度も充実していて、見積もりサイトで唯一「工事完了保証」を導入しています。

万が一業者が倒産して工事が中止になった場合、支払い済みの工事代金をソーラーパートナーズが保証してくれます。

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2025年7月3日時点のデータです。

【第2位】エコ発電本舗｜工事品質が高い

エコ発電本舗は、施工品質の高さやサポート体制の充実度で注目を集める人気の太陽光発電サービスです。

テスラ認定の販売施工店としての信頼性に加え、全国対応・豊富な導入実績を誇り、多くのユーザーから高い評価を得ています。

太陽光発電や蓄電池の需要が急速に高まる一方で、施工不良によるトラブルも増加しています。中でも、「太陽光パネル設置後の雨漏り」や「分電盤の発火」、「エコキュート配管からの漏水」といった深刻なケースは、ご自宅に大きな被害を与える恐れがあります。

そんな中、エコ発電本舗は施工品質に徹底してこだわり、

という、極めて優れた実績を維持しています。

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2025年7月3日時点のデータです。

【第3位】ハチドリソーラー｜初期費用完全無料

ハチドリソーラーは、太陽光発電を月々の定額料金で導入できるリース型サービスです(月額6300円〜)。

太陽光パネル一式と設置工事の初期費用はすべて0円。通常150万円以上かかる導入コストをハチドリソーラーが全額負担するため、頭金やローンを組む必要はありません。

しかも契約満了後には太陽光発電設備を0円でもらえます。

発電した電気はご家庭で自由に使うことができ、余剰分はそのまま売電することで収益を得ることも可能。太陽光発電によって生まれる電力の価値を、すべて利用者が享受できる仕組みとなっています。

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2025年7月3日時点のデータです。

【第4位】タイナビ｜累計20万人の利用実績

タイナビは入力30秒、ヒアリング不要で自動的に最大5社の業者に通知されるスピード重視型の見積もりサイトです。

とにかく「早く見積もりが欲しい人」に便利です。

管理人

サポートなしで自力で比較できる中〜上級者向けといえるかもしれません。

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2025年7月3日時点のデータです。

【第5位】節電プロ｜東京都内で太陽光パネルを設置したいなら

節電プロは、家庭向けの太陽光発電システムや蓄電池、エコキュートなどの省エネ設備を取り扱うサービスで、運営はBCSJAPAN株式会社が行っています。

2014年より太陽光事業に注力しており、これまでに数千件を超える施工実績を誇ります。

初期費用0円(提携ローン使用)。電気工事費申請費用0円。設置後のメンテナンス費も補償してくれます。

地域密着型のサービスのため東京都内での施工には非常に強いです。

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2025年7月3日時点のデータです。

【第6位】グリエネ｜上場企業運営の安心感

グリエネは、東証グロース市場上場の株式会社じげんが運営しており、運営母体の信頼性という意味ではトップです。

利用者数が累計10万人以上の実績があります。

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2025年7月3日時点のデータです。

太陽光発電を設置する際のよくある疑問

住宅への太陽光発電導入に関して、よくある疑問を整理しました。

太陽光パネルの寿命はどのくらい？

管理人

太陽光パネル（太陽電池モジュール）の寿命は、一般的に20〜30年とされています。

もし一部が故障しても、モジュール単位での交換が可能なため、発電機能を元に戻すことができます。

また、システムに含まれるパワーコンディショナー（パワコン）の寿命はおよそ15年程度で、保証期間も15年が一般的です。その他の周辺機器も約20年程度の耐久性を持つとされています。

保証に関しては、太陽光パネルが20年保証、パワコンが15年保証というのが一般的です。

元は取れますか？

管理人

10年程度で回収できることが多いです。

設置費用を抑えることができた場合には、7年ほどで回収できるケースもあります。このように早期に回収できれば、残りの固定買取期間（FIT）の3年間分は利益となり、その後も太陽光パネルが稼働し続ける限り、継続的な収益が期待できます。

固定買取制度は契約から10年間の価格が保証されており、途中で終了することはありません。そのため、10年以内で元が取れる見込みがあるなら、太陽光発電の導入は非常に有効といえるでしょう。

ただし、すべての提案が正確とは限りません。一部の業者では、発電量を実際よりも多く見積もり、回収年数を短く見せるケースもあるため注意が必要です。

太陽光発電の費用対効果を正しく見極めるためにも、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討することが重要です。

なお、回収年数が10年を超える場合でも、すぐに「損をする」とは限りません。固定買取期間が終わった後も、自家消費による電気代の削減効果は続きます。長期的に見れば、太陽光発電は経済的メリットをもたらす選択肢といえるでしょう。

まとめ｜まずは無料見積もりから始めてみよう

太陽光発電・蓄電池を導入する上で、「どこに見積もりを依頼するか」は成功の分かれ道。

迷っているなら、まずは一歩踏み出して無料見積もりをとってみることが何よりのスタートです。

管理人

見積もりは完全無料。今のうちにやっておくと、補助金などのチャンスも逃しません。