カミキリムシが出る季節になってきましたねカミキリムシは通称「テッポウムシ」とも呼ばれています。
枝や幹の中を食害するため樹勢が著しく衰え、枝が枯れたり、樹そのものが枯れたりします。
また、枯れない場合でも強風時に折れて思わぬ被害を受けることもあります。
侵入口からはオガクズ状のフンが出ますので注意が必要です。
カミキリムシは劇的に効く薬剤が少ないので成虫を捕殺するのと幹に卵を産み付けないようにする工夫が必要なんですな
私がオススメしている方法としては
①まず殺虫する
②消毒する
③保護する
この3点をしていきます。それぞれ説明していきます。
①まず殺虫剤のキンチョールEで駆除する(特に幹の切れ目)
キンチョールEとは
住友化学園芸さんが販売している殺虫剤てす。そのまま吹き付けるだけで殺虫できます。
商品説明によると専用ノズル(3方向噴射)になっています。
果樹(かんきつ、いちじく)や木の中侵入したカミキリムシ(ゴマダラカミキリ、クワカミキリ)を効果的に退治します。
アブラムシ、ケムシ、ハダニなどの害虫にも幅広く効きますとの事なのでカミキリムシ以外の対策にもなるんです。
②幹の切れ目を保護する
私がオススメの殺菌剤はこれです。
トップジンMペーストとは
ペースト状になっている殺菌剤です。カミキリムシなどの害虫に荒らされた木の消毒に使うのですが、それ以外にも使えます。
たとえば剪定や整枝時の切り口などに塗ることにより病原菌の侵入を防いで腐ったりするのを予防して回復を早める事が出来ます。
これを塗りつけます
③木を防風ネット等で保護する
卵を産み付けられないように保護します。木の周りを防風ネットなどでぐるぐる巻きにして保護します。
これでカミキリムシ対策は万全です。